2015年7月18日土曜日

Sony 24-240mm (SEL24240) は、買わないことにした。

久しぶりに、カメラ関連です。

Sony からEマウントレンズのロードマップが公開されたとき、

ワクワクしました。


広角ズームレンズ、24mm立ち上げの高倍率ズームレンズ、

そのほか、単焦点レンズがいくつか。

とくに、24-240mm (SEL24240)には、期待してました。


ズームリングが重いというコメントを除き、写りに関しては、概ね好意的な評価で、

実際に、このレンズを店頭で触ったところ、いい感じに思えました。

24mm立ち上げの高倍率ズーム、旅行などで、とても便利な気がしました。


こうなると、通常は、「買い!」なのですが、少し躊躇いがありました。

理由は、以下のものです。

・高倍率ズームレンズにいい思い出がない。
 Nikon マウントですが、Tamron の高倍率ズームレンズを、過去に2度ほど
 使ったことがあるのですが、
 確かに、便利ではあるのですが、解像度というんでしょうか。
 写りに納得できないことが多かったんです。
 高倍率ズームにそこまで期待してはいけない、というのは当然ですが、
 撮影時に、どうせ綺麗じゃないんだろうな、とは思いません。
 帰って、写真を見てると、あぁ〜、やっぱりな、となります。
 旅行の際、荷物を減らしたいときに、高倍率ズームは便利と言われますが、
 旅行だからこそ、それなりに納得できる、綺麗な写真も撮りたいわけで、
 自分が下手だから綺麗に撮れなかったのなら、納得もしますが、
 それが道具のせい、となると、やはり、旅自体がもったいない気がします。

・想像以上に重い。(カタログ上の重量)
 実際に、店頭でa7に装着して、触っていたときは、重さを感じませんでした。
 ですが、カタログ上は、780g。
 旅行用に使っていた、Olympus E-M5から、Sony a7にシフトした理由は、
 本体+24-70mm(もしくは換算相当)の重さが、ほぼ同じである一方で、
 センサーサイズがいわゆるフルサイズになるからです。
 マイクロフォーサーズであれば、高倍率ズームレンズでも軽いまま、
 こちらは、24-70mm F4から約350g追加。
 こういうのって、旅行とかで歩き続けていると、ボディブローみたいに来る
 んですよね。
 旅行の荷物を減らすより、交換レンズ等はバックパックに入れる前提で、
 行動時のボディ+レンズのセット重量を減らす方が、私的には活動しやすい。
 (レンズ交換の時間は、のんびりした個人旅行ですから、気にしません。)

・F値が変動するは好きではない。
 旅行用となると、オートで撮ってしまうこともおおいので、F値については、
 いちいち気にする必要がないのかもしれませんが、片方で、F値を気にして
 撮影することも多々あります。
 そのときだけ、単焦点レンズに交換するという手もありますが、便利ズームを
 使っているので、気分的にはズボラになってます。そういう時って、交換すら
 イヤになるような気がします。

以上の理由で、写りが多少よくとも、このレンズに、13万円ほど出す気になれない。

結局、カメラ本体+レンズでの重量が重くなるから、というのがメインの理由のような。

そうは言っても、やはり便利。

あれこれ悩みましたが、やっぱり買わない。

という結論になりました。

望遠部分はどうするんだ?という問題は残りますが、それはいずれまた。


(2015年7月18日)


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